新着情報|脳梗塞リスクマーカー(A6C)アミンファーマ研究所

第87回日本生化学会大会フォーラムで講演しました

第87回日本生化学会大会フォーラムにて、弊社代表の五十嵐が講演を行いました。


(講演要旨)
「脳梗塞及び無症候性脳梗塞の血漿中バイオマーカーの開発」

高齢時の三大生活習慣病である ”がん” ”心筋梗塞” ”脳梗塞” のうち、有効なバイオマーカーが存在しなかったのは脳梗塞のみであった。これまで脳梗塞時の細胞障害は活性酸素によると考えられていたが、私共はアクロレイン(CH2=CH-CHO)が活性酸素に比べ細胞障害能が強く、血漿中のアクロレイン抱合蛋白質(PC-Acro)が脳梗塞の感度良いマーカーとなることを見出した。次いで、PC-Acroに加えIL-6、CRPを測定することにより、無症候性の小さい脳梗塞を85%の精度で見出すことに成功した。脳梗塞を小さいうちに見つけ、重症化を防ぐというのが私共の願いで、受診者の皆様には好評である。


第87回日本生化学会大会 フォーラム ~疾患マーカーの探索と利用~
10/16(木)14:00~ 国立京都国際会館にて
オーガナイザー:日和佐 隆樹 氏 (千葉大学) 松尾 洋孝 氏 (防衛医科大学校)